新潟市耳鼻咽喉科医会
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起こりやすい病気と予防
鼻出血
起こりやすい病気と予防
鼻出血について
原因と症状
鼻の入り口近くのしきい(鼻中隔)には血管が密に分布していて、外から体に入ってくる空気を暖めたり冷やしたりする働きがあります(車のラジエーターのようなもの)。
また、鼻の奥の方には、太い血管が分布しています。
アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎のあるお子さんでは、鼻の入り口がただれてかゆいため、指を入れるのがクセになっていることが多く、この鼻中隔前方(キーゼルバッハ部位と言います)の粘膜を傷つけて出血が起こります。
朝、起きて急に冷たい水で顔を洗ったり、のぼせたりするとじわじわと出血します。
治療と症状
鼻の前からの出血では、鼻の穴にガーゼやティッシュペーパーを詰めて、両脇から10分くらい強く圧迫します。
同時に鼻の付け根をぬれたタオルや氷で冷やすとよいでしょう。
頭は下向きにして、のどに回った血液を飲まないように口から出します。
上を向いたり、首をたたいたりしてはいけません。
出血部位が明らかで、鼻の入り口近くのものは、電気メスで痛んだ血管を凝固して止血します。
鼻炎があるお子さんでは、出血の原因となっている鼻粘膜の治療をすることが、鼻出血の予防になります。
鼻血が出たときには、上を向いたり首をたたいたりしてはいけません!